2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ある集落の非合理的な習慣

とある研究者が、某国の集落を尋ねたときに奇妙な習慣について目にした。尋ねると、病気になったときある特定の姿勢で座って何度か特定の動作を行い、しばらくすると体が勝手に動きだすのだという。また、これにより病気が治るのだという。 なんとも不思議な…

その占いは思い込みでした

数年前のことだが、ある占い師によれば、「自分の占いで社会がどんどん悪くなり、特に少年犯罪が増えていることがはっきり出ている」のだそうだ。確かにその頃、マスコミが少年犯罪を煽っていた。しかし、データを良く見ると少年犯罪は減っていたし、凶悪化…

占いを当てる方法2

以前書いたのとほぼ同じ内容だがまとめておく。 曖昧な表現で当てる方法 例 大物が亡くなる、あるいは引退する どのような人が大物なのかはっきり定義されていない。一年もあれば、色々見ていけばどこかの分野で、大物とされる人が亡くなる、あるいは引退す…

占いを当てる方法1

以前書いたのとほぼ同じ内容だがまとめておく。 地震予知を例にとる。 例 1、4、7、10月が危険。東京から見て、東北と南西が危険。 上の予言は非常に当たりやすいことがわかるだろうか。まず、適当に分散して一年のうち危険な月を指定する。上記の例で仮に5…

自分で間違いを証明する占い師

ある占い師によると、医師は人が死ぬ時刻を予言できないが、その人が占うと二時間の範囲内で正確に予言できるという。 その後、これが全くの誤りだとその占い師自身が証明してしまった。その占い師の親族が入院して残念ながらなくなったとき、病院からの連絡…

占いは決断の放棄

なぜ何の根拠もない占いに頼るのかというと、自分が決断してその責任を引き受けることに耐えられないからだ。

占いが正しいなら聞いてみよう

占いが絶対的に正しいものからの演繹で答えを出しているのなら聞いてみたいことがある。例えば、ゴールドバッハ予想についてだ。たぶん、まだ人類が知るには早すぎるなどと逃げるのだろう。 また、占いが当たるのなら、どうして試験や競争がなくならないのか…